ここではOECD諸国で学んでいる海外留学生の母国をカウントして得られるデータに限って各国の海外留学生の数を集計した結果のランキングを掲げた。 海外留学生の数が最も多いのは中国の40万人であり、インドの15万人がこれに次いでいる。世界中で中国人やインド人留学生を見掛けるとしても不思議でない。 第3位は韓国の10万人である。人口規模を考慮すると韓国の海外留学生の数の多さには目を見張らされる。人口10万人当たりの留学生数は218人と主要国の中では最も多い。 日本は6位、5.5万人と多くない。人口比でも10万人当たり43人と中国の31人とそう変わらない規模である。なお、OECD諸国以外を含めた海外留学先を図録6140に示したので参照されたい。 人口比で留学生が少ないことで目立っているのは米国やロシアである。留学を受け入れる国であって留学生を送り出す国ではないという大国意識が強いのであろうか。 以下の図録に各国出身留学生の海外留学先を示したので参照されたい。
(2009年10月19日収録)
[ 本図録と関連するコンテンツ ] |
|