2023年の東大合格者数の高校別ランキングを図録として掲げた。過去の年次の図録は右の「関連図録」参照。1951年以降の長期推移は図録3860参照。東大と比較した京大合格者数ランキングは図録3857、東大･京大以外の主要国立大合格者ランキングは図録3860c、早稲田大・慶応大の合格者ランキングは図録3860e参照。大企業トップの出身高校ランキングは図録3861参照。

　東京の開成高校が、例年の如く第１位であるが、合格者数は148人と昨年の193人からかなり減った。2位は東京の筑波大付属駒場の87人だった。第3位は兵庫の灘の86人だった。第4位は東京の麻布、神奈川の聖光学園の2校であり、78人だった。

　以下6位以降40位までを順位順に掲げると、渋谷教育学園幕張、西大和学園、桜蔭、駒場東邦、日比谷、栄光学園、横浜翠嵐、海城、浅野、渋谷教育学園渋谷、早稲田、東海、久留米大付設、ラ・サール、県立・浦和、甲陽学院、豊島岡女子学園、筑波大付、女子学院、岡崎、千葉・県立県立、富山中部、旭丘、熊本、金沢泉丘、洗足学園、武蔵、湘南、大宮、札幌南、東大寺学園、西、四日市、岡山朝日、小石川中教、新潟、大阪星光学院、白陵である。

　次に、同じデータから、東大合格者数を卒業生数で除した東大合格者率のランキングを計算してみると、第1位は筑波大付属駒場であり合格率は54.4％（東大合格者87人／卒業生160人）となっている。第2位は灘、第3位は開成である。

　東大合格率の高い高校では、在学生の4〜6割が現役か浪人で東大にはいることになるわけであり、東大に行って当たり前のような気分があるのではと想像される。