2015年の東大合格者数の高校別ランキングを図録として掲げた。過去の年次の図録は右の「関連図録」参照。1960年からの推移(上位20位)は図録3860参照。

 東京の開成高校が、例年の如く第1位であるが、合格者数184人と昨年の158人から大きく増加した(ちなみに一昨年は170人)。2位は東京の筑波大付属駒場の109人だった(後期合格者は含まず)。第3位は兵庫の灘の93人、4位は東京の麻布の87である。

 以下5位以降41位までを順位順に掲げると、駒場東邦、桜蔭、聖光学院、渋谷教育学園幕張、海城、学芸大付、栄光学園、浅野、日比谷、久留米大付設、渋谷教育学園渋谷、東大寺学園、女子学院、豊島岡女子学院、早稲田、甲陽学院、西大和学園、浦和・県立、武蔵、富山中部、東海、広島学院、ラ・サール、土浦第一、千葉・県立、西、白陵、攻玉社、巣鴨、岡崎、洛南、修猷館、国立、湘南、旭丘、大阪星光学院、仙台第二、筑波大付である。

 次に、同じデータから、東大合格者数を卒業生数で除した東大合格者率のランキングを計算してみると、第1位は筑波大付属駒場であり合格率は69.4%(東大合格者109人/卒業生157人)となっている。第2位は開成、第3位は灘である。

 東大合格率の高い高校では、在学生の半分前後が現役か浪人で東大にはいることになるわけであり、東大に行って当たり前のような気分があるのではと想像される。


(2015年3月26日更新)



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