2016年の東大合格者数の高校別ランキングを図録として掲げた。過去の年次の図録は右の「関連図録」参照。1960年からの推移(上位20位)は図録3860参照。大企業トップの出身高校ランキングは図録3861参照。

 東京の開成高校が、例年の如く第1位であるが、合格者数169人と昨年の184人から大きく減少した。2位は東京の筑波大付属駒場の102人だった。第3位は東京の麻布と兵庫の灘でありともに94人だった。第4位は千葉の渋谷教育学園幕張の76人だった。

 以下5位以降40位までを順位順に掲げると、聖光学院、桜蔭、学芸大付、駒場東邦、栄光学園、日比谷、ラ・サール、豊島岡女子学院、早稲田、東大寺学園、久留米大付設、女子学院、西大和学園、千葉・県立、筑波大付、西、東海、海城、渋谷教育学園渋谷、浅野、甲陽学院、栄東、武蔵、岡崎、旭丘、浦和・県立、攻玉社、岐阜、国立、桐朋、横浜翠嵐、広島学院、土浦第一、芝、札幌南、宇都宮、開智、新潟、愛光、熊本である。

 次に、同じデータから、東大合格者数を卒業生数で除した東大合格者率のランキングを計算してみると、第1位は筑波大付属駒場であり合格率は63.0%(東大合格者102人/卒業生162人)となっている。第2位は灘、第3位は開成である。

 東大合格率の高い高校では、在学生の4〜6割が現役か浪人で東大にはいることになるわけであり、東大に行って当たり前のような気分があるのではと想像される。


(2016年3月31日更新、10月27日栄光学園国公立から私立へグラフ訂正)


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