2011年の東大合格者数の高校別ランキングを図録として掲げた。1960年から2005年までの推移(上位20位)は図録3860参照。

 東京の開成高校が、例年の如く第1位であり、172人と2位の兵庫の灘高校の99人をかなり引き離している。第3位は東京の筑波大付属駒場の98人、4位は東京の桜蔭の75人である。昨年から麻布と桜蔭が逆転している。

 以下5位以降37位までを順位順に掲げると、麻布、駒場東邦、栄光学園、聖光学院、学芸大付、東大寺学園、岡崎、久留米大付設、筑波大付、渋谷教育学園幕張、海城、桐朋、浅野、女子学院、浦和・県立、巣鴨、土浦第一、日比谷、ラ・サール、西、西大和学院、城北、旭丘、洛南、甲陽学院、愛光、鶴丸、白陵、東海、広島学院、千葉・県立、岡山朝日、開智、熊本、大分上野丘である。

 次に、同じデータから、東大合格者数を卒業生数で除した東大合格者率のランキングを計算してみると、第1位は筑波大付駒場であり合格率は61.3%(東大合格者98人/卒業生160人)となっている。第2位は灘、第3位は開成である。これらの順位は昨年と変わらない。女子校の桜蔭は5位と上昇し、合格率でも麻布と逆転している。



 東大合格率の高い高校では、在学生の半分前後が現役か浪人で東大にはいることになるわけであり、東大に行って当たり前のような気分があるのではと想像される。

(2011年3月25日更新、4月6日更新、合格率ランキング追加)


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