為替レート・ベースはこちら | |||||||||||||||||||
1人当たりのGDPの指標には、現地通貨ベースのGDPをその時の為替レートで米国ドルに換算したものと、購買力平価(PPP)、すなわち一定の種類と量の財・サービスを購買するために各国の通貨がどのくらい必要かのレートで換算したものとがある。単純に経済力を測るためには前者が用いられるが、国民にとっての豊かさや富の量を実質比較するときは後者がしばしば用いられる。前者は図録4540で掲げ、ここでは、後者を用いた。(後者を使った他の例としては平均寿命との相関を図録1620で、また貧富の格差との相関を図録4650で示した。) 1人当たりGDP(PPPベース)の世界1位はマカオ、第2位以下はルクセンブルク、シンガポール、カタール、アイルランド、スイス、アラブ首長国連邦、ノルウェー、米国と続いている。日本は35位である。上位国の多くはカタール、ブルネイ、クウェート、ノルウェーといった産油国である。 日本をはじめ先進国の1980年以降の順位の変化については図録4542を参照されたい。 1人当たりGDP(PPPベース)が1万ドル以上の国はナミビアまでの120カ国である。 1人当たりGDP(PPPベース)が456ドル以下は1日1.25ドル以下の貧困国であるが、2019年には該当する国がない。 取り上げている190カ国は、具体的には、1人当たりGDP(PPPベース)の大きい順に、マカオ、ルクセンブルク、シンガポール、カタール、アイルランド、スイス、アラブ首長国連邦、ノルウェー、米国、サンマリノ、香港、ブルネイ、アイスランド、オランダ、デンマーク、アンドラ、オーストリア、ドイツ、スウェーデン、ベルギー、台湾、オーストラリア、バーレーン、カナダ、フィンランド、フランス、英国、マルタ、サウジアラビア、クウェート、イタリア、韓国、ニュージーランド、キプロス、日本、イスラエル、チェコ、スペイン、アルバ、スロベニア、バハマ、リトアニア、エストニア、ポルトガル、プエルトリコ、オマーン、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、パナマ、ラトビア、ルーマニア、セーシェル、ギリシャ、クロアチア、トルコ、マレーシア、モルディブ、ロシア、トリニダードトバゴ、セントクリストファーネビス、カザフスタン、チリ、ブルガリア、モーリシャス、ウルグアイ、リビア、アルゼンチン、アンティグアバーブーダ、モンテネグロ、コスタリカ、メキシコ、ベラルーシ、ドミニカ共和国、赤道ギニア、スリナム、タイ、セルビア、グレナダ、マケドニア、トルクメニスタン、ボツワナ、中国、ガボン、バルバドス、セントルシア、コロンビア、ジョージア、ブラジル、パラオ、イラン、アゼルバイジャン、レバノン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニア、南アフリカ、スリランカ、アルメニア、フィジー、セントビンセント・グレナディーン、ガイアナ、ウクライナ、ペルー、モルドバ、エジプト、パラグアイ、ドミニカ、モンゴル、インドネシア、キューバ、ブータン、イラク、エクアドル、アルジェリア、コソボ、チュニジア、ジャマイカ、ベトナム、ヨルダン、ナミビア、ナウル、フィリピン、スワジランド、エルサルバドル、ボリビア、モロッコ、ベリーズ、グアテマラ、カボベルデ、ベネズエラ、ラオス、ウズベキスタン、アンゴラ、インド、シリア、サモア、モーリタニア、トンガ、西岸及びガザ、バングラデシュ、ホンジュラス、ガーナ、ニカラグア、パキスタン、キルギス、ジブチ、ナイジェリア、コートジボワール、ケニア、ミャンマー、ツバル、カンボジア、コンゴ、スーダン、サントメプリンシペ、ネパール、パプアニューギニア、マーシャル諸島、カメルーン、東ティモール、タジキスタン、ザンビア、セネガル、ミクロネシア、ベニン、ハイチ、コモロ、バヌアツ、タンザニア、レソト、エチオピア、ウガンダ、アフガニスタン、ギニア、ギニアビサウ、マリ、ソロモン諸島、ルワンダ、ガンビア、ジンバブエ、ブルキナファソ、トーゴ、イエメン、キリバス、エリトリア、シエラレオネ、マダガスカル、北朝鮮、チャド、リベリア、マラウイ、モザンビーク、ニジェール、ソマリア、コンゴ民主共和国、中央アフリカ、南スーダン、ブルンジである。 (2012年7月18日収録、11月28日更新、2013年10月9日更新、2014年10月8日更新、2015年10月14日更新、2022年12月25日更新)
[ 本図録と関連するコンテンツ ] |
|