週刊誌について国民の何%が読んでいるかという読書率を毎日新聞社が行っている読書世論調査から示そう(なお、コロナを機にこの調査は廃止されたので2019年が最終データとなる)。

 一般誌・男性誌で最も読まれているのは週刊文春の11%であり、週刊新潮の9%がこれに次いでいる。6年前の2013年には週刊文春と週刊現代が11%で並んでいた。週刊文春を除いてこの6年でいずれも読書率が低下傾向にある。

 女性誌で最も読まれているのは女性自身の11%であり、女性セブンが8%でこれに次いでいる。こちらも6年前から落ちている。

 ビジネス誌では日経ビジネスがやや週刊東洋経済と週刊ダイヤモンドを上回っている。ビジネス誌だけは6年前と不変なのが目立っている。

 コミック誌では少年ジャンプが7%で最も多く、少年マガジンがこれに次いでいる。コミック誌はいずれも5年前から読書率が低下傾向にある。

 雑誌を読んでいる人は少なくなっており、「この中で読んだものはない」という回答は6年間で43%から50%へと増加している。

 雑誌は読んでいる層に各誌特徴がある。男女年齢別の読者層については図録3969b(主要誌)、図録3969e(コミック誌)参照。

 取り上げた週刊誌は、図の順に、週刊文春、週刊新潮、週刊現代、週刊ポスト、週刊朝日、サンデー毎日、AERA、FRIDAY、SPA!、週刊プレイボーイ、週刊アサヒ芸能、女性自身、女性セブン、週刊女性、an・an、日経ビジネス、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、週刊少年ジャンプ、週刊少年マガジン、週刊少年サンデー、週刊モーニング、週刊ビッグコミックスピリッツ、TVガイド、週刊テレビジョンである。

(2020年1月19日収録、2023年1月25日更新)


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