学生数全国トップは日本大学で、学生数7万677人とまさにマンモス校の名に恥じない。16学部87学科を擁する超大規模校であり、他を大きく引き離す。OB・OGはすでに100万人を超えており、企業の社長も日大卒が最も多い(図録5454)。日本武道館での入学式は、今年は2回に分けて行われたという。 2位は早稲田大学の5万439人であり、せいぜい3万人台の3位以下をこれまた大きく引き離している。 全国3位は立命館大学であり、関西地区では首位となっている。 以下、関東地区では慶応義塾大学、明治大学、東洋大学、法政大学、関西地区では近畿大学、関西大学が3万人以上で続いている。 関東地区、関西地区以外では、福岡大学の2万人が最も多く、九州大学が続いている。名古屋圏にはさほど大規模な大学はない。 国立大学のトップは東京大学の2万7466人だが、この中には大学院生が多く、半数近くの1万2000人に上る。 国立大学2位は総合15位の大阪大学、3位は総合16位の京都大学で、公立大学のトップは首都大学東京の9185人となっている。 コラムで記したように大学の統合が進みつつあるので今後も順位が変動する可能性がある。例えば2022年の大学統合を目指しているのが大阪市立大と大阪府立大が一緒になれば学生数が首都大東京の約9200人を抜いて公立大トップの約1万6000人となる。 なお、図には50位までしか表していないが、60位までが学生数1万人を超える大学で、5000人超の大学は161大学に上る。
図に掲げた大学は、図の順に、関東は、日本大学、早稲田大学、慶応義塾大学、明治大学、東洋大学、法政大学、東海大学、東京大学、中央大学、帝京大学、立教大学、東京理科大学、専修大学、青山学院大学、神奈川大学、筑波大学、駒澤大学、千葉大学、上智大学、国士舘大学、明治学院大学、東京農業大学、大東文化大学、関東学院大学、関西は、立命館大学、近畿大学、関西大学、同志社大学、関西学院大学、大阪大学、京都大学、龍谷大学、神戸大学、京都産業大学、関西外国語大学、神戸学院大学、その他は、福岡大学、九州大学、東北大学、北海道大学、名古屋大学、名城大学、広島大学、岡山大学、中京大学、新潟大学、愛知学院大学、東北学院大学、中部大学、信州大学である。 (2017年11月5日収録、2018年5月29日コラム大学統合)
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