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 世界数十カ国の大学・研究機関が参加し、共通の調査票で各国国民の意識を調べ相互に比較する「世界価値観調査」がほぼ5年ごとの周期で行われている。各国毎に全国の18歳以上の男女1,000〜2,000サンプル程度の意識調査である。直近の調査はいつもよりやや遅れ、2021年の1月に2017〜20年(日本は19年)実施の第7回目結果が公表された。

 ここでは最新回における親との同居の有無に関する調査結果を掲げた。

 親と同居比率の高い7カ国は以下である。

 1.イラク
 2.グアテマラ
 3.アルメニア
 4.パキスタン
 5.タイ
 6.ニカラグア
 7.レバノン

 親との同居比率の低い7カ国は以下である。

 1.ニュージーランド
 2.フランス
 3.ノルウェー
 4.フィンランド
 5.アイスランド
 6.オランダ
 7.スウェーデン

 日本はやや親との同居比率が低い方に属する。

 全体の傾向としては欧米で低く、アジア、アフリカ、中南米で高い。欧米でも、オランダ、北欧、北米で低く、東欧がこれに続き、イタリア、スペインなど南欧は相対的に同居比率が高い。

 表示選択で2000年期からの変化を追うと、ほとんどの国で親との同居比率は低下していることが分かる。

 ただし、もともと低かったドイツ、英国やスウェーデンなどの北欧国ではやや同居比率が高まっている。その他、ポーランド、ハンガリー、インドネシアといった国、特にインドネシアで同居比率が高まっているのが目立つ。

 大きく同居比率が下がっている国としてはギリシャ、あるいはエジプト、スペインといった国が目立っている。日本も同居比率がかなり下がっている方の国に分類される。

 この調査では成人一般を対象に高齢者との同居を聞いているが、高齢者を対象に既婚の子どもと同居しているかについての国際比較は図録1307参照。日本の同居比率の時系列変化は図録2414参照。

 対象国は、79カ国、具体的には親との同居が少ない順に、ニュージーランド、フランス、ノルウェー、フィンランド、アイスランド、オランダ、スウェーデン、スペイン、英国、アンドラ、スイス、エストニア、オーストラリア、米国、ドイツ、デンマーク、ギリシャ、オーストリア、ベラルーシ、ロシア、チェコ、ポルトガル、ブルガリア、キプロス、イタリア、プエルトリコ、フィリピン、ウクライナ、リトアニア、チリ、日本、アルゼンチン、エジプト、クロアチア、スロバキア、ハンガリー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、スロベニア、ジンバブエ、ルーマニア、カザフスタン、モンテネグロ、韓国、エチオピア、ポーランド、キルギス、ヨルダン、メキシコ、トルコ、ベトナム、アゼルバイジャン、セルビア、バングラデシュ、香港、チュニジア、コロンビア、ペルー、エクアドル、ナイジェリア、中国、ジョージア、インドネシア、マレーシア、マカオ、ボリビア、ミャンマー、台湾、イラン、マケドニア、タジキスタン、アルバニア、レバノン、ニカラグア、タイ、パキスタン、アルメニア、グアテマラ、イラクである。

(2008年7月18日収録、2012年12月23日・24日更新)


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