女性が職業をもつことについては、結婚・子育てとの関連が常に意識されてきた。この点についての意識変化の動向を内閣府世論調査の結果から探った。

 2016年の最新結果を見ると、女性はそもそも「職業をもたない方がよい」という意見は、いまや、3.3%と少数派である。しかし、職業をもつのは「結婚するまで」、あるいは「子どもができるまで」という意見は、それぞれ、4.7%、8.4%とある程度ある。

 しかし、多数派は、「子どもがいてもずっと」の54.2%と「小さな子どもがいない期間」の26.3%である。

 1992年からの推移は、「子どもがいてもずっと」が23.4%から増え続けて倍増となっているが、2012年から2014年にかけて、一時期、低下したのが目立っている。これは、2011年の東日本大震災の影響とも見られる(図録2410参照)。

 こうした点に関する男性の期待と女性の予定の意識変化は図録2408参照。

(2014年11月14日収録、2016年10月31日更新)


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