☆図クリック(タップ)で散布図 |
☆図クリック(タップ)で世界分布図 |
ペニス・サイズ(同じ原資料) | |||||||||||||||||||
原資料サイトには各国メーカーによってブラサイズの表記が異なる点が記述されている。「例えば、米国の”34C”は英国の34D、EUの75Dと対応している。また、フランスでは90Dであり、オーストラリアでは12Cである」。なお、日本の場合も米国のAは日本のBというようにワンサイズアップとなっていると言われる。 ブラサイズで表示された原データのバストサイズは米国基準に準拠しているとされている。 もっとも平均バストサイズが大きいのはノルウェーであり、唯一、C−Dカップ相当となっている。これに英米、アイスランド、ルクセンブルクがCカップ相当で続いている。 欧州諸国では概してバストサイズが大きいが、フランス、スペイン、ドイツのようにA−Bカップ相当と余り大きくない国もある。イタリア、ポルトガルはAカップ相当とヨーロッパではもっとも小さいランクとなっている。 日本はフランスなどと同じA−Bカップ相当であり、他のアジア諸国と比較すると大きいサイズになっている。韓国や中国がAA−Aカップ相当であるのと比較すると2段階大きい点が目立っている。 他方、AAカップ相当と最もバストサイズが小さいのはベトナム、フィリピンなどの東南アジア諸国やスーダン、ナイジェリアといったアフリカ中部諸国である。 バストサイズは身長や肥満度などの体格との相関があるという考え方があり、原資料サイトでもBMIデータを掲載している。図では身長との相関でバストサイズを示している。 相関度はそれほど高くないが、身長が高いほど、すなわち身体が大きいほどバストサイズも大きくなる傾向が見られる。ラトビア、セルビアなどは身体が大きい割にバストは大きくなく、日本やコロンビア、ノルウェーなどは身体の割にバストが大きいといえよう。 参考に、末尾にはBMIとの相関図を掲げた。相関度は低いが肥満度が高いほどバストサイズも大きくなる傾向が見られる。ただしこの傾向から外れた国民も多い。カタールは太っている割にバストは大きくなく、日本は太っていない割にバストは大きいということができよう。 身長との相関図とBMIとの相関図に共通する国を対象に、バストサイズのAAからC-Dまでを1〜8とし、BMIおよび身長との相関のR2値を計算して見るとBMIは0.1359、身長は0.4622となっており(非共通国まで含んだ身長との相関のR2値は図のように0.3900)、明らかにBMIより身長との相関度の方が高い。つまり、肥満度というより、バストサイズは単純に身体の大きさに比例していると見なせるのである。 クリック(タップ)で代わる画像に世界分布図を示した。 世界的な分布状況は、ノルウェーが1位、英米がこれに次いでいることからうかがわれるように北欧諸国やロシア、北米でバストサイズが大きく、東南アジアやアフリカ中部で小さいという傾向が認められる。 世界各国の平均身長を調べてみると、保温要因の進化により、暑い地域ではからだが小さくなり、寒い地域ではからだが大きくなるという恒温動物共通の法則、すなわちベルクマンの法則が働いている(図録2188)。身も蓋もない話だが、実は、バストサイズも同じ要因で大小が決まっていると言えよう。 寒い気候の国でバストが大きいという傾向があると言える訳であるが、コロンビア、ベネズエラのように熱い国でも大きいという例外もある。また、いまや身長が中国や韓国より低い日本でバストサイズはこの両国より大きいのであるから日本人女性のバストサイズはやはり案外大きいと言えよう。 なお、ロシア、ウクライナ、ベラルーシの3か国は民族的には近いと見られており、身長もそう違わないにもかかわらず、バストサイズは、それぞれ、B−C、A−B、AA−Aとかなり大きさが異なっている。実はこれら3か国の国民は遺伝的あるいは身体文化的にかなり異なるのか、それともデータの信ぴょう性が疑わしいかのどちらかであろう。 なおバスト好きかヒップ好きかということでは、バスト好きの国の方がバストサイズは小さいようであり(図録3995)、好き嫌いとの相関はないようである。 (2024年2月5日収録、2月6日身長との相関、3月14日身長との相関図をメインに掲げ、当初メインだったBMIとの相関図は末尾の参考表示とした)
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