
元となった図にはなかったが、積丹半島、幡多半島を追加した。また、小さいけれど三浦半島なども半島っぽさが高いと思うので付加した。また九州北西部が半島密集地帯の様相を呈している点を図中の図で示したが、九州北西部は全体としても小さい長崎半島とは別に大長崎半島とでも称すべき半島地域を構成しているともいえる。 この図の元図を掲げているサイトでは一応、以下のような半島の面積ランキングを示している。
三方を海に囲われた半島地域は江戸時代までは海上交通ネットワークの拠点として大いに栄えていたが(図録7815参照)、現代では、幹線交通路から外れて経済的な繁栄から遠ざかり、災害時の代替道路が少なく、孤立リスクが高い点ばかりが目立つようになっている。 2024年元日の能登半島地震で集落の孤立が相次ぎ、救助や支援が遅れが深刻化したことを受けて、共同通信が行った半島地域市町村において災害時道路寸断や津波などによって孤立する可能性がある集落数を調べたアンケート結果を下に図示した。 この孤立集落数の多さから半島のランキングを掲げると下表の通りである。人口規模の大きさから千葉の房総半島や高知の幡多半島が上の表より上位に登場する。 ![]() ![]() (2025年12月28日収録、島面積を示す図録7230から独立)
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