「インターネットやソーシャルメディアの利用」で自由時間を過ごしている人の割合が高いは、若い女性>若い男性>中高年男性>中高年女性の順である。 変化に着目すると、その割合は2017年からコロナ後の2022年にかけて、男女・年齢別のいずれの階層でも増加している。 男性の増加幅は最大は40代が18.3%ポイントであるがその他の階層もいずれも10%ポイント以上となっており、ほぼ全般的であることが分かる。 一方、女性の増加幅は、最大の30代の26.0%ポイントから最小の70歳以上の2.5%ポイントへと傾向的に縮小しており、年齢差が大きい点が目立っている。 男性の場合は、動画視聴やゲームなど、既存の娯楽に代わるネット上の娯楽が増えていると見られるのに対し、女性の場合は、SNSなどを通して、直接対面交流に代わるコミュニケーション・ツールとしてネットを使用する割合が高いため、こうした違いが生じているのではないかと考えられる。ネット利用の内容の男女差については図録6364あるいは図録3960d参照。 (2023年7月20日収録)
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