東京商工リサーチの「全国女性社長」調査によれば、2017年の全国の女性社長は41万1,969人で、調査がはじまった2010年の21万人から約2倍となった。産業別では、飲食業などのサービス業他が約5割を占めたという。

 2017年の女性社長率は13.05%と2013年の11.10%から約2%ポイントの上昇となっている(各種女性比率については図録2710参照)。

 ここでは、どこが女性社長の多い地域か見るため、女性人口10万人当りの女性社長数の上位5位と下位5位を示した。また、女性社長の出身大学ランキングを同時に掲げた。

 都道府県ランキングでは東京都がトップで沖縄県がこれに次いでいる。最も低いのは滋賀県であり、岐阜県がこれに次いでいる。都道府県の格差はけっこう大きい。

 女性社長の多い少ないには、女性社長が活躍しやすい事業環境であるかどうか、あるいは女性社長割合が高いサービス業が多いかどうかが関係していよう。

 出身大学ランキングの1位は日本大学である。これは、社長全体のランキングと同じであり(図録5454)、卒業生数の巨大さからきている。

 2位は東京女子医大である。ここは医学部と看護学部からなる女子大で、医療法人のトップに立つ出身者が多いからだと考えられる。8位の日本歯科大も同様であろう。

「トップ10には日本女子大、共立女子大もランクイン。日本女子大は教育理念に「自発創生」を掲げ、社会で活躍する女性を講師に招いた特別講義などを行う。校風が、会社トップを多く生んでいるのかもしれない」(毎日新聞「@大学「中根」の目・データが語る」2018年12月11日)。

 国立大学は東大が12位であり、広島大学が15位でこれに次いでいる。

 図に掲げた都道府県を図に図の順に掲げると、東京都、沖縄県、山梨県、大阪府、大分県、山形県、山口県、新潟県、岐阜県、滋賀県である。また、出身大学を図の順に掲げると、日本大学、東京女子医科大学、慶応義塾大学、早稲田大学、青山学院大学、日本女子大学、同志社大学、上智大学、日本歯科大学、共立女子大学、東京大学、広島大学、大阪大学、東京医科歯科大学である。

(2018年12月18日収録)


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