猛暑日全国地点数の日次推移 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2023年も各地で猛暑日が続き、8月9日には東京で最高気温が35.9℃と35℃以上(猛暑日)となり、過去最多の17日となった。その後も猛暑日は増え続け、結局、過去最多の22日となった。また、熱帯夜も57日と2010年の56日を上回って過去最多となった。これまでで最も暑い夏だったと言えよう。 以下に2023年の全国の猛暑日地点数の推移を図録4351から再録した。 2022年は各地で猛暑日が続いている。8月9日には東京で最高気温が35℃以上となり、過去最多となった。その後も猛暑日は続き、現在、16日と過去最多を3日も上回っている。 オリンピックが東京で一年遅れで開催された2021年の8月上旬には全国でかなり猛暑日となるところが多かった。 2020年は7月までは雨の多い年だったが、8月には一転、降水量が少なく、気温も高い(猛暑日が多い)気候となった。東京の猛暑日、熱帯夜は前年とほぼ同じだった。 2019年は梅雨寒と称された梅雨明け後、急に暑くなった。熱帯夜は前年より少なかったが、猛暑日は前年と同じ12日だった。 2018年の夏は暑い日が続いている。8月下旬の段階ですでに猛暑日や熱帯夜は13年並みに多くなっている。7月23日には241地点で猛暑日となっており、7月としては2012年以降最多となった。猛暑日延べ地点数は過去最多となっている。 2017年も暑い日が続き、熱帯夜は18日と昨年を上回ったが、8月に入って降雨日が多く、気温も平年並みと涼しくなった。翌年1月には野菜価格が高騰した。 2015年は当初暑い日が続いた。8月7日までで猛暑日は連続8日と観測史上最多を更新、また総日数も11日と前年を大きく上回っていた。しかしその後暑さはやわらぎ年間では猛暑日11日と2013年より1日少なかった。 2010年の夏は暑い日が続いた。2010年の熱帯夜・猛暑日は過去最多(猛暑日は過去最多タイ)であった。2013年も暑かったが猛暑日は過去最多より1日少なかった。 最新年の天気(月別の気温、降水量、日照時間)の状況は図録4349参照。 *以下2004年段階の記述(図は最新まで更新) 2004年は非常に暑い日が多い夏であった。 東京における2004年の真夏日(日最高気温30℃以上の日)の日数は70日となっており、1961年以降過去最多となった。 9月までに2004年の真夏日数が過去の記録を更新した地域は下表のように12地点にのぼっている。 超真夏日ともいうべき日最高気温35℃以上の日は6日とそれほど多くなかったが、30〜34℃の日が7〜9月にかけて多かったのである。1995年には超真夏日というべき日が13日と多かったが真夏日は50日と少なかった。暑い夏にもいろいろな姿がある。 なお、1993年は冷夏の影響で米(コメ)が凶作となり米の緊急輸入に結びついた特別の年であったが、東京でも真夏日は19日とこれまでで最も少ない記録を記している。 1961年以降、雨の日(1p以上の降雨)が最も多かったのは1989年の59日であり、雪の日が最も多かったのは1984年の27日であった。
(2004年9月24日収録、10月4日データ更新、参考表追加、05年1月11日更新、2009年3月18日更新、2010年8月9日更新、8月30日更新及び「毎年の真夏日及び降雨・降雪日数の推移」から名称変更、9月2日・6日・8日更新、2011年6月13日更新、2013年7月13日、8月11日、9月1日更新、2014年2月7日更新、2015年6月14日、8月6日・8日、9月2日更新、2016年2月4日更新、2017年2月7日更新、8月10日更新、2018年1月23日更新、7月23日更新、8月5日更新、8月26日更新、9月26日更新、2019年7月8日更新、8月7日更新、2020年2月15日更新、9月25日更新、2021年8月30日更新、2022年8月9日・8月13日・8月18日更新、2023年5月19日22年更新、8月11日更新、8月22日更新、10月20日更新)
[ 本図録と関連するコンテンツ ] |
|