図のように1990-94年平均から2015-17年平均にかけて環境関連のプラスチック技術の開発特許数は3.5倍に増加している。 類別には、再利用、修理、発生抑制、長寿命化といった「排出抑制技術」が2.2倍、分別、リサイクル、リサイクルのしやすさといった「リサイクル技術」が5.7倍、「物質変換・廃棄物処理・漏洩抑制技術」が2.3倍、「バイオベースの再資源化技術」が4.5倍となっており、特に、「リサイクル技術」と「バイオベースの再資源化技術」の伸びが目立っている。 地域別の開発状況を見るため、環境関連プラスチック技術の開発特許数(2010〜14年)の地域別割合の図を以下に掲げた。日本は31%と世界トップであり、欧州(OECD加盟国)、米国、中国のそれぞれ、19%、18%、17%を大きく凌駕している。 (2023年6月7日収録)
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