インターネットの普及に伴って、インターネットのホームページを見たり、メールやSNSを利用したりする時間が段々と増加している。インターネットの利用手段がパソコンからタブレット、携帯電話。スマホに広がっていることもインターネット利用時間の拡大に影響している。

 テレビを見る時間や新聞を読む時間と比べてインターネットを見る時間がどのように変化してきているかを図示した(年齢別の動きは図録3960d参照)。

 国民1人当たりの平均で、2004年には、1日当たりのインターネットの利用時間は37分にまで増加し、初めて、新聞を読む時間の31分を上回った。その後、20年までに、新聞は9分まで落ち込む一方で、インターネットは3時間近くまでに増加している。

 そして、ついにコロナ禍の影響で家庭でのメディア視聴時間の増えた2020年には、テレビの視聴時間はそれほど伸びない中でインターネットの視聴時間は大きく増加し、テレビとインターネットの視聴時間がほぼ同等となり、また21年にはついに両者は逆転した(図録3960d参照)。

 こうした背景から、最近では、広告料でも新聞、ラジオの広告料をインターネットの広告料が大きく上回るに至っている(図録5650参照)。また、技術者の中でも製造技術者や建築・土木技術者ではなく情報処理・通信技術者が最多を占めるに至っている点は図録3597参照。

(2005年12月23日収録、2015年10月10日更新、2020年11月12日更新、2021年8月26日更新、2022年9月4日更新、2023年7月3日更新)


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