京都市が入り込み観光客に対して行っている調査から、どんなおみやげ(土産品)が購入されているかをきいた結果を示した。

 お土産を購入しなかった者は13.4%であり、87%と9割近くは京都のお土産を何か買い求めたことが分かる。

 お土産のうち最も購入割合が高いのは「漬物」であり、34.3%と3分の1以上の観光客が買い求めている。

 次に多いのは、「生八つ橋」であり、、八つ橋という和菓子が、京都みやげに占める地位の高さがうかがわれる。複数回答であるので、「生八つ橋」と生でない「八つ橋」を両方とも買う者がないとは言い切れないが、もし、どちらかしか買っていないとしたら、京都の観光客は4割以上(30.7%+11.5%)が「八つ橋」を買っていることになる。

 「八つ橋」のほか、「餅類」、「まんじゅう」、「せんべい類」などまで含めると京都の和菓子を買い求めている者は「漬物」を上回っている可能性が高い。

 京都といえば、和菓子が特に知られているが(図録7765参照)、「洋菓子」も単品でカウントすると21.0%と京都みやげとしてかなり評判が高いことが分かる。

 「八つ橋」については、2018年6月、八つ橋の大手「聖護院八ツ橋総本店」が「元禄2(1689)年創業」をうたうのは虚偽だとして、1805年創業とされるライバル店の老舗「井筒八ツ橋本舗」から、不正競争防止法に基づき、創業年などの表示をやめ、600万円の損害賠償を支払うよう訴えが起こったことが話題となった。

 京都で八つ橋を扱う店は15社あり、京都八ツ橋商工業協同組合に加盟しており、売り上げ規模も100億円を超すといわれる(2018.6.6、ヤフーニュース、中村智彦神戸国際大学経済学部教授)。

 京都には神社仏閣が多く、「お守り・お札等」を買って帰る観光客も18.1%にのぼっている。扇子や箸など「和雑貨」も1割を越えている。

 年齢別に見ると、「生八つ橋」と「お守り・お札等」は20代までの若年層で多く、「洋菓子」は30代〜40代で多く、両方とも高年層では少ないという傾向がある。逆に、「漬物」や「まんじゅう」は、高年層で多いという傾向が認められる。

 なお、生でない[八つ橋」も20歳未満が21.3%であるのに対して60歳以上は11.7%と「生八つ橋」と同様の若年層で多い購買傾向となっている。

(2018年7月17日収録)


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