パソコンとスマホ・携帯電話は全国的に普及していることがまず分かる。東北や南九州で多少普及率が低い例も見られ、地理上の日本の縁辺地域で普及率が低いという傾向がないとはいえないが、それにしても大きな格差はないといってよいであろう。 下にパソコンとスマホ・携帯電話の世帯普及率についての都道府県上位5位・下位5位を表で掲げた。 普及率上位には東京、神奈川、奈良、滋賀といった大都市圏地域が多く顔を出しているが、福井がデスクトップ型と携帯電話・PHSで1位、タブレット端末で2位となっているなど必ずしも大都市圏優位とは限らないようだ。 携帯電話・PHSの普及率が岩手と徳島で高いのは、スマホへの移行が進んでいないからだと考えて、スマホの方の普及率を見てみると、岩手の場合は、確かにスマホの普及率が低く、この点が当て嵌まるであろうが、徳島の場合はスマホの方の普及率もそう低くもないので必ずしも同じことはいえないようである。 県ごとの普及率の違いには、若い世代が多いかどうか、アンテナ(基地局)の設置率の関係、行政の姿勢など種々の要因が考えられるが、県民性のようなものも影響している可能性もあろう。。 パソコンとスマホ・携帯電話の世帯普及率についての都道府県上位5位・下位5位
(2004年10月7日収録、2005年7月30日、2006年11月21日確報値−値は不変、2010年7月30日更新、2015年12月17日更新)
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