米国では、インターネット利用者率が急伸した2000年に、インターネット広告費も5,300億円から8,700億円へと急増した(図録6300参照)。その後、2000年にネットバブルがはじけ、2001〜2002年にはIT不況が襲った。この間、インターネット広告もやや停滞したが、2003年には回復に転じ、2004年には1兆円を超え、2007年は2.5兆円となっている。その後、2008年のリーマンショック後は再度落ち込んでいる。 日本では、米国に遅れて、近年、急増しており、2010年には、7,747億円に達した。 広告費総額に対するインターネット広告費の比率は、2004年には、日本3.1%に対して、米国は3.6%と上回っていたが、2005年の日本は、定義の変更の影響もあるが、5.5%と米国の値をはじめて上回り、その後も米国を上回っている。。 なお、図録5650では、日本のインターネット広告費を他の媒体の広告費と比較しているので参照されたい。 (2006年2月21日収録、2007年2月21日更新、2008年2月21日更新、2009年2月24日更新、2011年2月24日更新)
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