コンビニ(セブン・ファミマ・ローソン)店舗数の地域分布 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
図にはコンビニの店舗数と売上高の推移を日本フランチャイズチェーン協会によるコンビニ以外を含むフランチャイズチェーン調査(年1回)(最新データは翌年夏以降公表)によって描いた。 調査開始当時の1983年には、6千店、売上6000億円だったが、ほぼ、順調に拡大を続け、最近では5万8千店が11兆円以上の売上をしるすようになっている。 郵便局の数は2.4万箇所なので(図録6368)、コンビニは、その2倍以上の数となっている。百貨店の売上は約6兆円、スーパーの売上は約13兆円とされるので、コンビニの売上は百貨店を抜き、スーパーに迫っている。 店舗数や売上高の推移を見ると2000年頃を境に拡大の勢いが一時期衰えたが、2008年頃から再度伸びが大きくなって、現在に至っている。もっとも2016〜18年は店舗数の伸びは小さくなっている。また、2019年は店舗数がはじめて減少、さらにコロナが襲った2020年には店舗数はほぼ横ばいだったものの売り上げは-4.7%と例外的な落ち込みとなった。 こうした経緯の背景としては、2004〜09年に、コンビニの客層は、20代以下と40代以上とが逆転し、ますます増加する中高年向けに進化するようになった点があるのではないかと思われる(客層の変化については図録5622参照)。 参考図として売上高を店舗数で割った1店当たり1日平均売上高の推移を掲げておいたが、1990年頃まで伸びていたが、それ以降は、ほぼ50万円で横ばい傾向である。コンビニの伸びはもっぱら店舗数の増加によっていることがうかがえる。 コンビニのサービスは登場以来どんどん新規のものが付け加わっている。この点を以下に年表で整理した。
(2018年3月15日収録、2019年3月21日更新、2020年1月21日更新、2021年8月7日補訂、2022年8月18日更新)
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