コロナ前の2018年と少し前に行われた調査であるが、最近の職場の変化についてのアンケート結果を掲げた。

 グラフは「肯定」回答の多い順に項目を並べてある。「肯定」が「否定」を上回れば、そういう変化が起っているとみなせるし、逆に、「否定」が「肯定」を凌駕すればそういう変化は余り起っていないことになる。両者が拮抗している場合には、そういう変化が起っている職場もあれば、起っていない職場もあると考えられよう。

(目立った職場の変化)
  • 会社は運命共同体ではなくなっている
  • 仕事のできる人とできない人との差がめだつようになった
 この2項目では肯定、否定のどちらかが明確に他を上回っている。

 運命共同体意識の希薄化は会社や職場を機能的にとらえ、家族のようなものとはみなさなくなってきたことを意味していよう。

 「できる人とできない人との差」が大きくなったということは差を埋めようとする職場全体の努力が以前ほどなされなくなったからであろう。

 こうした傾向は、個人主義が徹底して来たのか、個々人にそんな余裕がなくなっているか、共同作業の要素が職場から失われて来ているのか、いずれかによるものであろう。

 この他、以下のような点も認められよう。

(プラス面の変化が起こっていると思われているのにそうでもないもの)
  • 意思決定スピードの上昇
  • トップダウンの決定
(どちらともいえないようなもの)
  • 精神的ストレス拡大
  • 雇用者同士の助け合い薄まる
(マイナス面の変化が起こっていると思われているのにそうでもないもの)
  • ギスギスした職場
  • 人を育てようという雰囲気の減退
  • 成果の上がらない仕事をやりたがらない

(2023年1月2日収録)


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