総患者数では東京が27.4万人と最も多く、埼玉、大阪が24.2万人、21.0万人で続いている。最も少ないのは高知の1.7万人である。 人口当たりの糖尿病患者が最も多いのは長崎であり、福島、和歌山がこれに次いている。 患者数の地域分布は、実際に罹患している患者数もあるが、その他、行きやすい病院があるかによっても影響されていると考えられる。 2014年の結果と比較すると、東京での減少、北海道、静岡、愛知、福岡などの増加が目立っている。 しかし、サンプル数に限界があるためか、それとも実際に患者数の変動が大きいためか、人口当たりの患者数の各年の値は変化が大きい。以下には上下5位までの都道府県ランキングの表を掲げた。2年次連続して登場している地域をカラー表示したが、2017年の上位5位は2014年の上位5位と全部異なるなど入れ替わりが激しいことが分かる。その程度のデータと考えた方がよいかもしれない。 2年次以上連続で登場しカラー表示となっている県を見ると、上位では、徳島が2014年まで5位以内に登場している点が目立っている。この他、香川、秋田も2年次連続の登場で目立っている。下位では、沖縄、及び東京、大阪、愛知の三大都市が5位以内に多く登場している点が目立っている。
全国の糖尿病の総患者数推移は図録2127参照。 (2016年1月6日収録、2020年2月15日コメント等アップデート)
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