東アジア諸国では西洋医学による診療と並んで東洋医学の療法による診療が行われている。日本、韓国、台湾、中国で実際に東洋医学の療法を経験している者の割合はどの程度なのであろうか。この点を2010年には健康をテーマに行われた東アジア各国の共同調査であるEASS調査の結果からグラフにした。

 鍼(はり)・灸(きゅう)(しんきゅう)では、韓国での経験率が最も高く、漢方薬では台湾、中国での経験率が高く、指圧・マッサージでは日本での経験率が最も高くなっている。

 日本の経験率は、指圧・マッサージでは他の3カ国をかなり上回っているが、鍼・灸や漢方薬では他の3カ国をかなり下回っているのが特徴である。


(2013年3月21日収録)


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