図を見れば、大陸ごとに平均寿命の顕著な特徴が見てとれる。 まず、サハラ以南アフリカの低さが目立っている。ほとんどの国で60歳未満であり、中には40歳台の国もかなりの数存在している。 欧米(西欧、中欧、北米、オーストラリア・ニュージーランド)は、すべて70歳以上であり、80歳以上の国もかなり見られる。平均して寿命が高い大陸となっている。 南米は70歳代の国が多く、60歳代が若干ある。 アジアは高低差が目立つ。すなわち、 ・世界一の長寿国日本(80歳台)、韓国も80歳代 ・70歳代を達成している中国、トルコ、サウジアラビア、イランなど近東諸国とマレーシア、ベトナムなど一部東南アジア諸国 ・60歳代のロシア、ウクライナ、カザフスタンなど旧ソ連地域とインドからインドネシア、フィリピンなど東南アジアにかけての諸国 ・50歳代の国はない ・アフガニスタンは40歳台とかなり低い 更新前の2002年グラフと比較するとサハラ以南アフリカでも平均寿命30歳台の国がなくなった一方、欧米で平均寿命80歳台の国がかなり増加している。 (2004年9月26日収録、2008年4月6日更新、2012年6月13日更新)
[ 本図録と関連するコンテンツ ] |
|