一年を振り返るひとつの方法は今年亡くなった人を思い出すことである。そこで2022年に他界した有名人の画像を掲載した。ひとりひとりのことについてはグーグルなどで検索してください。 英国エコノミスト誌は毎週、Obituary欄の1ページを巻末に設け、国籍を問わず顕彰したり思い出したりするに足る故人の業績・評価に関する記事を掲載している。誰でも知っている有名人ではなくとも、特定の分野で影響力をもっていた人は取り上げているようだ。不思議と我が国の新聞・雑誌には短い訃報欄はあっても同様の故人記事の定期掲載欄が見当たらない。外部の有識者に依頼せず、物故後すみやかにありきたりでない評価記事を掲載するためには、どんな分野の故人でも世界的な視野で評価できるだけの能力を備えた記者が必要だが、そうした人材を社内に見つけ出せないせいであろう。 画像で取り上げている2022年の物故者は、仲本工事(以下、敬称略)、村田兆治、アントニオ猪木、エリザベス女王、ゴルバチョフ元ソ連大統領、森英恵、上島竜兵、石原慎太郎、ペレ、磯崎新、西郷輝彦、歌手葛城ユキ、北村春江元芦屋市長、安倍晋三元首相、藤子不二雄Aの皆さん。 (2022年12月31日収録)
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