この調査は米国人の性的アイデンティティを ・異性愛(Heterosexual or straight) ・同性愛(Homosexual or gay) ・両性愛(Bisexual) ・その他(Something else) の4区分で調べているが、このグラフはそのうち同性愛と両性愛の比率を示したものである。資料はStatistical Abstract of the United Statesによるが2012年版が初出のデータである。 米国では政府がこんなことまで調べるのかと驚かされる場合が多いが(高校生の武器携行率に関する調査もそれ−図録8810)、この場合は、同性愛者同士の法的な婚姻関係を認めるかが各州で問題となっているから調査が行われたのであろう。 同性愛のみと異性愛と兼ねている両性愛の両方を合計すると、男性で2.8%、女性で4.6%が同性愛者だという結果である。女性の場合、両性愛者が3.5%と多いのが目立っている。 年齢的には、男性は年齢的な違いがないが、女性の場合は若い世代で同性愛者が多いという傾向が認められる。 民族・人種的には、男性は白人でやや多く、女性は白人と黒人でやや多いようだ。 (2012年4月6日収録)
[ 本図録と関連するコンテンツ ] |
|