(以下は2012年に図録を収録した時のコメント) 地域ブランドは、特許庁が設けた地域団体商標の制度によって、一層、まちおこしの手段として普及が測られるようになった。 地域団体商標の出願件数、登録件数は、2011年10月末現在までの累計で、それぞれ、1,002件、488件となっている(外国産品を含む)。出願内訳では農水産1次加工産品が477件と47.6%と約半分を占め最も多く、これに工業製品245件、加工食品120件、温泉49件、麺類37件、菓子31件、酒類19件、その他24件と続いている。 図録には都道府県別の出願件数と登録件数を示した。京都がそれぞれ146件、57件とともに2位以下を圧倒している。地域ブランドになりうる産品が多いためと地域ブランドで地域振興を図ろうとする意欲が高いからという両方の要因からであろう。 登録件数の第2位は兵庫、3位は岐阜、第4位は石川となっている。ここまでが20件以上である。 主な地域団体登録を各県1つづ示した表を以下に掲げた。
(2012年12月23日収録、2022年1月21日更新)
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