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都
道
府
県 |
小京都 |
年間
観光
客数
(万人) |
特徴や見どころ |
全国京都会議の加盟3基準(いずれかであること) |
京都に似た
自然景観・町並み
・ただずまい |
京都との歴史
的なつながり |
伝統的な産業
・芸能 |
1 |
青
森 |
弘前 |
747 |
武家屋敷、明治の建築、ねぶた祭り |
加盟(1985年)当時の資料が残っておらず、経緯は不明 |
2 |
岩
手 |
遠野 |
190 |
カッパ淵や昔話村など民話の里。曲がり家。 |
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南部ばやし、しし踊り |
3 |
宮
城 |
岩出山 |
375 |
岩出山城跡、用水路「内川」の散策(内川遊歩道) |
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京の公家冷泉家から岩出山伊達家にこし入れ |
竹細工 |
4 |
村田 |
65 |
商都の栄華を伝える蔵の町並み |
豪商の蔵 |
紅花集積地として栄え京都と交易 |
酒、布袋まつり |
5 |
秋
田 |
角館 |
252 |
往時をとどめる武家屋敷、桜並木 |
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角館を治めていた佐竹家の初代当主が京都生まれ、京にちなんだ地名など |
樺細工、角館祭りのやま行事 |
6 |
湯沢 |
175 |
鳥海山の眺望、温泉 |
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「七夕絵どうろうまつり」は、京都からこし入れした姫が飾り付けたことが始まり |
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7 |
山
形 |
山形 |
258 |
霞城公園、蔵王温泉、山寺(立石寺など) |
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特産物である紅花の交易 |
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8 |
新
潟 |
加茂 |
68 |
青海神社、加茂山公園の雪椿 |
賀茂神社の社領だったことが市名の由来 |
加茂桐たんす |
9 |
長
野 |
飯山 |
140 |
点在する寺院めぐり |
寺が多い |
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飯山仏壇 |
10 |
栃
木 |
足利 |
313 |
学問所「足利学校」、藤が名高い「あしかがフラワーパーク」 |
足利氏、能など |
11 |
佐野 |
840 |
佐野厄除け大師、出流原(いずるはら)弁天池湧水 |
碁盤目状の通り |
三毳(みかも)山大文字焼き |
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12 |
栃木 |
220 |
川面に映える蔵の町並み。江戸情緒を残す町並みとして「小江戸」サミットにも参加 |
250万以上の蔵 |
例幣使街道 |
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13 |
茨
城 |
古河 |
131 |
宿場町の名残を残す町並み、篆刻美術館 |
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室町時代に設置された鎌倉公方が古河公方の起こり |
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14 |
埼
玉 |
小川 |
71 |
1300年の伝統を誇る和紙の里 |
地形が似ている |
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小川和紙 |
15 |
嵐山 |
63 |
槻(つき)川の嵐山渓谷と山並み、紅葉 |
槻川の渓谷の京都の嵐山に似ていることが町名の由来 |
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獅子舞 |
16 |
神
奈
川 |
湯河原 |
471 |
幕山公園、不動滝 |
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京都出身の日本画家竹内栖鳳がアトリエを構えた |
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17 |
富
山 |
城端 |
60 |
城端曳山(じょうばたひきやま)祭り、むぎや祭、善徳寺 |
二つの川、山に囲われた地形 |
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絹織物、城端曳山祭り |
18 |
岐
阜 |
郡上八幡 |
130 |
郡上八幡城、郡上おどり、湧水や水路沿いの遊歩道(やなか水のこみち) |
盆地、町家の町並み |
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大神楽 |
19 |
愛
知 |
西尾 |
116 |
久麻久(くまく)神社、西尾市歴史公園 |
「二条橋」など似た名称のものがある |
京都所司代の板倉勝重の菩提寺「長円寺」があるなど |
旧盆行事「貝吹の鍵万燈」 |
20 |
福
井 |
大野 |
180 |
越前大野城、名水、朝市 |
碁盤目状の町 |
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21 |
小浜 |
158 |
茶屋の町並み「三丁町」、放生祭り、明通寺(三重塔) |
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大陸と京都を結ぶ海陸交通の要衝。都に食を供した「御食国(みけつくに)」。海産物の宝庫で「鯖街道」の起点 |
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22 |
京
都 |
亀岡 |
220 |
亀岡城跡、出雲大神宮 |
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京の隣に位置。保津川の物資運搬なども |
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23 |
滋
賀 |
大津 |
1,100 |
琵琶湖、延暦寺や三井寺などの歴史遺産 |
朝廷の禊ぎ所、湖上輸送の拠点など |
大津絵、そろばん、大津祭 |
24 |
三
重 |
伊賀上野 |
250 |
伊賀流忍者博物館、上野天神祭、伊賀上野城。俳聖松尾芭蕉の生誕地としても知られる。 |
盆地、碁盤目状の町割り |
大和街道など交通の要衝 |
上野天神祭、伊賀焼、組みひも |
25 |
兵
庫 |
出石 |
80 |
家老屋敷、時を告げた「辰鼓楼(しんころう)」 |
碁盤目状の町割り |
桂小五郎が潜伏など |
出石(いずし)焼 |
26 |
篠山 |
278 |
河原町妻入商家群、篠山城大書院 |
丹波焼で古くから京都の陶人と交流があった、など |
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27 |
龍野 |
200 |
藩主の別邸「聚遠亭(しゅうえんてい)」、童謡の小径 |
山と川 |
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うすくち醤油、手延べそうめん |
28 |
鳥
取 |
倉吉 |
56 |
白壁土蔵群、商家の町並み |
商家の町並み |
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稲こき千刃、木綿 |
29 |
岡
山 |
津山 |
60 |
鶴山公園、城東町並保存地区 |
寺社多い |
出雲街道沿い |
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30 |
高梁 |
50 |
備中松山城、武家屋敷、吹屋ふるさと村 |
藩主板倉家が2代にわたり京都所司代など |
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31 |
広
島 |
尾道 |
550 |
古寺、海を望む石畳の坂道。千光寺新道。 |
寺院が多い |
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32 |
竹原 |
56 |
松坂亭、西方寺・普明閣 |
平安時代、京都下鴨神社の荘園 |
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33 |
島
根 |
松江 |
887 |
松江城、中級武士の屋敷が並ぶ塩見縄手 |
塩見縄手など景観 |
京都の春光寺を松江開府の祖・堀尾吉晴が建立 |
和紙、石灯籠、めのう細工など |
34 |
津和野 |
100 |
殿町のなまこ塀と堀割に泳ぐコイ |
伝統芸能の「鷺舞」は京都の「祇園祭」が源流 |
鷺舞、奴(やっこ)道中など |
35 |
山
口 |
山口 |
327 |
瑠璃光寺五重塔 |
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中世の大名大内氏が、京の都を再現しようと造った。「西の京」といわれた。 |
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36 |
萩 |
240 |
松下村塾など幕末の志士をしのぶ名所旧跡。菊屋横町。 |
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焼抜蒲鉾、萩焼 |
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37 |
高
知 |
安芸 |
21 |
野良時計、土居廓(か)中(武家屋敷) |
町並み |
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安芸瓦、内原野焼 |
38 |
中村 |
85 |
四万十川、一條大祭 |
応仁の乱を避け、下向した公家の一條教房公が京をしのんで造った |
大文字の送り火、一條大祭 |
39 |
愛
媛 |
大洲 |
190 |
臥龍(がりゅう)山荘、大洲城、明治の風情漂う町並み |
周囲が山、中央に肱(ひじ)川、碁盤目状の町割り |
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おはなさん通り |
40 |
福
岡 |
朝倉 |
40 |
秋月城跡 |
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林流抱え大筒、光月流太鼓 |
41 |
佐
賀 |
伊万里 |
135 |
秘窯の里「大川内(おおかわち)山」、鍋島藩窯公園 |
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明星桜や大念仏踊りが伝えられた |
伊万里焼 |
42 |
小城 |
48 |
名水にホタルが舞う |
寺社、城下町の町並み |
祇園社を勧請した須賀社 |
小城(おぎ)羊羹 |
43 |
大
分 |
日田 |
580 |
豪商たちが活躍した天領の町並み |
祇園祭、京から買った古いひな人形 |
日田下駄、小鹿田焼など |
44 |
杵築 |
100 |
二つの高台に武家、谷間に商家というサンドイッチ型城下町。着物の人には特典も。和服応援宣言のまち。 |
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八坂神社がある |
酢屋の坂 |
45 |
熊
本 |
人吉 |
113 |
球磨川、人吉城跡 |
盆地に球磨川 |
長崎で舶来織物を買い京都で販売 |
きじ馬、花手箱 |
46 |
宮
崎 |
日南 |
17 |
江戸時代の町割りを残す城下町。飫肥(おび)城大手門。 |
碁盤の目状の町 |
祖・工藤祐経が藤原南家の流れ |
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47 |
鹿
児
島 |
知覧 |
100 |
武家屋敷群、特攻平和会館 |
武家屋敷群の庭園は京都の庭師が作庭 |
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(注)全国京都会議は観光振興などを目的に1985年、京都市観光協会の呼びかけで発足。共同パンフ作成、物産展などを行う。 (資料)東京新聞大図解「日本の小京都」2011年9月4日号 |