都道府県の最高地点が最も高いのは、国内最高峰でもある山梨と静岡の富士山3,776mであり、長野、岐阜の奥穂高岳3,190m、富山の立山3,015mがこれに次いでいる。 都道府県の平均高度と人が住む平均居住高度は図録7231b参照。こちらが最高の長野は最高地点では第2位に甘んじている。 最も低いのは千葉の愛宕山408mであり、沖縄の於茂登岳526m、京都の皆子山971mがこれに次いでいる。 千葉は平均高度や平均居住高度でも日本最低である。 くらしとお金の経済メディアLIMO編集部が全国の10代〜60代の男女200名を対象に、「東京都」「千葉県」「京都府」「沖縄県」の4択のうち、「最高地点の標高が一番低い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを2024年6月に取ったところ、全体の36%が沖縄県と回答。次に多かったのが25%の東京都。そして20%の千葉県、19%の京都府という順番になったという。 富士山を擁する一番高い県に比べて一番低い県はよく知られていないようだ。 なお、県境の最高峰を共有しているケースは以下の4つである。
図の順に最高峰を挙げると、大雪山<旭岳>、岩木山、岩手山、蔵王山<屏風岳>、鳥海山、鳥海山<新山>、燧ヶ岳<柴安ー>、八溝山、白根山、白根山、三宝山、愛宕山、雲取山、丹沢山<蛭ヶ岳>、小蓮華山、立山<大汝山>、白山<御前峰>、三ノ峰、富士山<剣ヶ峯>、奥穂高岳、奥穂高岳、富士山<剣ヶ峯>、茶臼山、大台ヶ原山<日出ヶ岳>、伊吹山、皆子山、金剛山、氷ノ山(須賀ノ山)、八経ヶ岳、龍神岳、大山<剣ヶ峰>、恐羅漢山、後山、恐羅漢山、寂地山、剣山、竜王山、石鎚山<天狗岳>、三嶺、釈迦岳、多良岳<経ヶ岳>、雲仙岳<平成新山>、国見岳、くじゅう連山<中岳>、祖母山、宮之浦岳、於茂登岳である。 (2024年7月6日収録)
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