ミシュラン三つ星観光地
(資料)ミシュラン仏語ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」(2007) |
同社は2005年から名所案内の情報を折り込んだ新シリーズの実用旅行ガイドを発行しており、2007年4月に日本を旅行対象としたガイドが発刊された。フランスにおける寿司など日本食の流行やユーロ高によりフランス人の日本への旅行が増加していることが発刊の背景にあるとされる(朝日新聞2007.4.25)。 評価に当たっては、「4人の担当者が日本を約2カ月訪問した。「朝から午前0時まで調査に没頭し、国土の9割を回った」という。集めた情報を元に社内で会議を開き、都市や観光地、施設や場所を一つひとつ格付けした。」(同上) これによる日本の観光地(観光エリア)のランキング、及び都道府県別の観光施設等のランキング集計結果を掲げた。 観光地として3つ星を獲得したのは、東京や京都・奈良、あるいは富士山は順当な結果であろうが、知床のような大自然や高尾山のような都市近郊の身近な自然、あるいは高山のような伝統的な景観などにもフランス人が新鮮さを感じている様子がうかがえる。 都道府県別の観光施設等の評価としては、記載のある施設総数で東京都が174で第1位、次ぎに京都府、奈良県が続いている。三つ星施設としては、京都が16で最も多いなど、星の合計数では、京都が172で東京の121を大きく上回っている。 都道府県別のランキング別観光施設数
(資料)ミシュラン仏語ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」(2007)(国土交通省まとめ) (2007年5月14日収録)
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