図の会社名に示したように、戦時統合で巨大化した私鉄から、戦後、数社が独立し、大手14社体制が形成され、その後、相模鉄道(相鉄)が昇格、営団地下鉄の民営化で東京メトロが加わわり16社体制となった。 鉄道名は地域名や起点・終点名によっている。知っている人も多いと思うが、京成は「東京−成田」、京王は「東京−八王子」という意味である。 営業距離が最も長いのは、関西の近鉄の501.1キロであり、関東の東武が463.3キロで続いている。名古屋の名鉄が44.2キロで3番目であるが、4位の東京メトロ以下はこれら3社の半分以下の路線しか持っていない。 営業収益では、東京中心部の地下を走る東京メトロが圧倒的に多く、東武、近鉄、東急がこれに続いている。 以下に、首都圏の主要な私鉄の概要を示す。
これら以外の大手16社は、図の順に、西鉄、近鉄、南海、阪急、京阪、阪神、名鉄、京急、京王、相鉄である。 (2019年2月1日収録)
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