宝くじも、ビギナーズ・ラックが多いのかと思っていたが、1000万円以上の高額当選者の回答結果を見ると、初めての人は1.7%とわずかであり、購入歴10年以上が約7割と多かった。 購入枚数は10枚や20〜30枚が多かったが、何と100枚以上も7.6%あった。 宝くじは総購入金額の半分以上が実施者の手に入る最も割りの悪い賭け事なので(図録5680参照)、高額当選者といえども過去の購入金額、あるいは当選後の購入金額が当選金額のかなりの部分を占めているケースも多いのではなかろうか。 なお、当せん金の使い道については、下図のように、貯蓄が半数近くを占めるが、これに次いで、不動産関係に使う者が多いようだ。退職は0.1%(1人)と少ないが、遊んで暮らせるほどの当せん金を得た者は少ないからであろう。
(2009年3月13日収録、2016年2月3日更新、使い道図、コラム追加)
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