ここでは、日本映像ソフト協会の報告書からセル市場、レンタル市場、配信市場の市場規模の推移を不破雷蔵氏が整理した同じデータを積み上げ棒グラフと折れ線グラフで視覚化した。 最初の積み上げ棒グラフでは全体のスケール感の推移がよくあらわされている。 セル市場やレンタル市場が2000年代後半に衰退し、全体の映像ソフト市場が縮小しつつあったが、2013年にはじめてデータが集計された配信市場がその後、大きく伸張し、前2者の縮小を上回った増加を続けたため、全体の市場規模も拡大傾向に転じた姿が、よくあらわされている。 2番目の折れ線グラフでは、どの市場が最大かの推移が明解であるとともに各市場の衰退、伸張の年次変化がよく読み取れる。 最多市場の変化は以下のような変遷を経ている。
参考までに、主要動画配信サービスの日本における配信開始の年次を記すと以下の通りである。 U-NEXT、2007年 hulu、2011年 ネットフリックス(NETFLIX)2015年 アマゾンプライムビデオ(Amazon prime video)2015年 Disney+、2020年 WOWOWオンデマンド、2021年 (2024年6月13日収録)
[ 本図録と関連するコンテンツ ] |
|