他にも、2017年に農薬業界で世界最大手のアグリビジネス企業、スイスのシジェンタ社が中国の国有総合化学メーカーであるケム・チャイナ(中国化工集団)に買収されるなど、世界の種苗業界は国境を越えた大きな再編の動きの中にある。 図には、2011年の段階での世界の大手種苗会社の一覧と売上高を示した。日本の種苗会社は世界の中では規模的には存在感が薄いことが分かる。 取り上げている企業名を掲げると、モンサント(米国)、デュポンパイオニア(米国)、シンジェンタ(スイス)、ビルモラン(リマグレングループ)(フランス)、ウィンフィールド(ランドオーレイク)(米国)、KWS(ドイツ)、バイエルクロップサイエンス(ドイツ)、ダウアグロサイエンス(米国)、サカタのタネ(日本)、タキイ種苗(日本)である。 (2019年4月21日収録)
[ 本図録と関連するコンテンツ ] |
|