すべての地点で地盤沈下が観察されている。特に震源に近い地域で地盤沈下量が大きいこともうかがわれる。国土地理院によると、「太平洋に位置する海底プレートが隆起した反動で、陸側の地盤が軒並み沈下。プレートのずれが南北約400キロと大規模だったことから、地殻変動が広範囲に及んだ。」とされる(産経新聞2011.4.17)。 「気象庁によると、16日から24日は、干満の潮位差が大きくなる「大潮」。満潮時には沈下した沿岸部で浸水や冠水が発生し、捜索や復旧作業の妨げになる恐れが高まっている。(中略)宮城県内の自治体では、冠水を防ぐために側溝の整備を行う臨時職員を増やすなど対策を進め、6月の梅雨入り前には作業を終えたい意向を示している。」(同上) 各観測点における地盤沈下調査結果 一覧表
(資料)国土地理院「平成23年東北地方太平洋沖地震に伴う地盤沈下調査結果について」(2011年4月14日) (2011年4月18日収録、7月9日福島原発の値追加)
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