普段、水をどのように飲んでいるか聞いた複数回答結果(全国)では「特に措置を講じずに、水道水をそのまま飲んでいる」を挙げた者の割合が37.5%と最も高く、以下、「浄水器を設置して水道水を飲んでいる」(32.0%)、「ミネラルウォーターなどを購入して飲んでいる」(29.6%)、「水道水を一度沸騰させて飲んでいる」(27.7%)の順となっている。 「水道水をそのまま飲む」者の比率は、東北で65.0%と最も高く、北陸では59.6%にのぼっている。このように6割以上の住民が水道水をそのまま飲んでいる地域がある一方で、南関東、近畿、九州では同比率が4分の1前後と、むしろ、少数派となっている。 水道水をそのまま飲むことの少ない南関東、近畿、九州で、どのように水を飲んでいるかを見ると、南関東では、どちらかというと、浄水器を通して水道水を飲むかミネラルウォーターを買って飲む場合が多く、九州では、どちらかというと、水道水を沸騰させて飲む場合が多いことが分かる。近畿は、南関東と九州の中間的な地域となっている。 (2008年8月18日収録)
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