バイオマスのうち、発生量が多いのは、廃棄物系バイオマスの家畜排せつ物と下水汚泥であるが、これらについては利用率が高まっている。 廃棄物系のうち食品廃棄物に関しては最近利用率が高まりつつあるがなお20%と低い水準である。 廃棄物系に比べ未利用バイオマスは、農作物非食用部は30%とかなり利用されているが、利用率は高まっていない。また、間伐材などの林地残材は山からの搬出費用がネックとなって利用率が非常に低いままとなっている。 なお、海外ではエタノール燃料の原料としてバイオマス資源としての利用が多くなっているサトウキビやトウモロコシといった資源作物について、日本では、現時点ではほとんど利活用がみられない。 主なバイオマスの例
(2007年8月13日収録)
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