図にはこの10年余の週別にインフルエンザ報告数(定点医療機関当り)の推移を示した。データは国立感染症研究所の週報(速報)による。

 インフルエンザは冬季に流行し、通常であると、受診患者数のピークは1月から2月にかけてであることが多い。従ってグラフは前年の31週から後年の30週にかけての推移を毎年重ねるという格好にしている。

 2008-10年からの毎年の推移を見ると、09-10年のようにピークが前年からと早い場合も、15-16年のようにやや後ろにずれることもある。

 インフルエンザの流行が激しい年ほどインフルエンザを死因とする死亡者数も多くなる点については図録1955参照。

(2019年1〜2月)

「厚生労働省は1日、全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が、1月21〜27日の1週間で1医療機関当たり57.09人になったと発表した。前週(53.91人)から増加し、現在の方法で統計が始まった1999年度以降で最多となった。この1週間で受診した患者数は約222万6000人と推計される。

 都道府県別では、多い順に▽埼玉84.09人▽新潟77.70人▽千葉73.00人▽宮城69.81人▽神奈川67.94人。東京(64.18人)と大阪(47.99人)を含む31都道府県で前週より患者数が増えた。全ての都道府県で、流行の警報レベルを超えている」(毎日新聞2019.2.1)。

「秋田県の特別養護老人ホームで死者が出るなど、各地の病院や施設で集団感染が発生。感染者が線路に落ちて電車にはねられる事故も起った」(東京新聞2019.1.26)。

 その後、1月28日〜2月3日には、受診患者数は43.24人とかなり低落、その次の週もさらに低落している。

(2019年1月26日収録、2月1日更新、2月12日更新、2月21日更新)


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