厚生労働省は6月4日新型インフルエンザの感染確認者の中で最も早い発症日が5月5日だったと発表した(東京新聞2009.6.5)。この感染者は国内渡航歴のない神戸市の男子高校生であり、時間稼ぎということで進められていた水際対策で5月9日に感染者が確認された時点では既に国内で感染が広がっていた可能性が高いことが明らかになった。 発症日別の動きをみると一時5月中旬をピークに収まる傾向を見せたが、6月に入って再び発症者数の増加傾向が認められ、今後、更に感染の拡大が懸念される状況である。 (2009年6月26日収録、7月13日更新)
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