2005年度調査では、家庭の献立メニューについても調査が行われているので、その結果をグラフにした。 1週間7日の夕食の献立において、最も回数が多いのは、ごはん(白飯)であり、平均週5回となっている。その他、週2回は、パン、うどん、パスタ、ラーメン、カレー、炒飯、あるいはおかずだけといった献立になっていると考えられる。 おかずとしては、魚料理が3.3回で最も多く、野菜料理が3.2回、肉料理が1.9回で続いてる。 魚料理の中では、焼きものが1.0回で煮ものの0.4回の2倍以上となっている。野菜料理では、ゆでもの、煮もの、炒めものがほぼ同等である。 肉料理では、豚肉料理が0.7回で最も多く、鶏肉料理、牛肉料理と続いている。 料理をする食事管理者の年齢別には、魚料理と野菜料理は、20代の週2回に対して、50代以上は週4回近くとほぼ2倍となっているのが目立っている。これに対して、肉料理は子どものいる40代まではやや増えるが、50代以上ではむしろ回数が減少する。高齢者になると肉より魚を好むようになることが分かる。 カレー、パスタ、うどんといった献立は、小さな子供のいる30代で最も多くなっているのが目立っている。とくにカレーは人気である。30代について、週0.51回ということは平均して2週間に1回はカレーという勘定になる。 以下に食事管理者の年齢別の1日当たりの献立数を掲げたが、子供のいない世帯も多い20代では4.1品目と少なく、子どもが増えると献立数も5品目以上へと増加する。50代以上で子どもが独立しても献立数自体は増えたままである。 食事管理者の年齢別の1日当たり献立数(2005年度)
(2007年4月2日収録)
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