当サイト主宰者の4番目の著書「なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化」が出版されましたので目次を紹介します(2019年5月22日刊行)。ダイヤモンド・オンラインの過去の連載のうち日本社会の変化をテーマにした部分を中心に再構成した自信作です。さまざまな統計のナゾとそれを解明する探偵術についてふれています。本書の帯宣伝は以下です。

エドガー・アラン・ポーを師に
「統計探偵」が真実に迫る!
統計データを通じて日本社会の実像をえぐる知的エンターテインメント。

 店頭やアマゾンなどにてご購入いただき、是非、ご一読下さい。当サイトを応援していただいている方には、お知り合いなどにご推薦、また講義や講演、書評、ブログ、アマゾンのレビューなどを通じ多くの方にご紹介下されば幸いです。

なぜ、男子は突然、草食化したのか 統計データが解き明かす日本の変化

          目  次  出版元:日本経済新聞出版社
はじめに

Part1 未発見データが告げる意外な真実

(1)男子の草食化が、突然、進み始めたのはなぜ?
(2)日本の女子高生が世界一楽しそうな理由
(3)県民「のんき度」ランキング、トップ沖縄、最下位福島はなぜ?

【統計探偵の真相究明術T】
 長いスパンを見渡す(犯人に隠された動機や過去がないかを調べる)

Part2 ネット社会だからこその新事態

(4)日本の通信料は特に高くはないのに、日本の通信費が世界一高いのは?
(5)セールスマンの死:営業マン激減のナゾ
(6)東京一極集中なのに、日本人はなぜ移動しなくなったのか?
(7)日本の地域の格差は縮小している

【統計探偵の真相究明術U】
 公表されている統計のクセを見抜け(世間の常識や思い込みを疑え)

Part3 徹底したデータチェックで見えてきた日本の不思議

(8)日本の女性はなぜ、どんどんキレイになっているのか?
(9)男が太り、女が痩せるのは日本だけ?
(10)貧しい時代の代名詞、「エンゲル係数」がなぜいま上昇?
(11)「西日本」が「東日本」よりも出産・子育てに積極的なナゾ
(12)なぜ金沢が和菓子・洋菓子ともに一番の消費都市なのか?

【統計探偵の真相究明術V】
 調査票に立ち返る(「現場」を軽視する捜査は失敗する)

Part4 人類未踏の福祉社会を喜んでばかりいていいのか?

(13)世界一の高齢化率が引き起こす意外な事態
(14)日本人は「ITに不慣れ、現金依存、人助けしない」のウソ
(15)日本人はいつから貯蓄しなくなったのか?
(16)管理職は専門職よりも精神状態が良好という不思議
(17)「85歳でも1割の人が働いている!」のなぜ?

【統計探偵の真相究明術W】
 複数の統計、複数の調査年次のデータが整合的かを確かめる(ウラを取る、アリバイを崩す)

Part5 さらば、「不安」症候群

(18)日本の治安は世界最高レベルなのに、なぜ、実感できないのか?
(19)日本が「階級社会になった」説はなぜ誤りなのか?
(20)長時間労働は減っているのに、過労死が注目されるのはなぜ?
(21)日本の医療コストはなぜ、意外にも安いのか?

【統計探偵の真相究明術X】
 ナゾ解きのグラフをつくる(犯人自身に犯行を認めさせる)

あとがき
索引