|
日経新聞 2014年10月24日(金曜日) 29面(特集)
本川発言内容 |
「国際統計をみれば、日本人には世界に誇れる資質が多くあるのに、あまり自覚されていない。例えば、先進国の中では最も肥満の比率が低い」
「成人の読解力、数的思考力をみるOECDのスキル調査では日本の平均点が一番高い。成績の良い人と悪い人の差は非常に小さかった。文部科学省は学校教育、生涯教育の成果だと言っているが、九九を含め昔ながらのやり方も影響しているのではないか。産業としてお金を稼ぐことにつながっていない状況をきちんと考えるべきだ」
(最後に)
「今はグローバリゼーションで世界が一つの島国のようになってしまった。顔をつきあわせないではいられない状態になっている。狭い島国の中で仲よくしようという日本人が身につけてきた考え方が、うまく生きる時代になった。日本人は自信を失ったと決めつけず、日本の国民性を生かす場面も考えにいれ、研究して行くことが重要だと思う」 |
|
|