日刊紙の購読部数は日本は51万部で最も多く、米国の49万部が続いている。第3位はずっと少なく、ドイツの20万部である。
報告書によれば、日本は購読部数世界トップ10紙のうち5紙を占めている。読売新聞は約1000万部の日刊発行部数を有している。日本の新聞紙を除いたOECD諸国の部数の多い新聞は以下である。ビルト紙Bild(ドイツ)310万部、サンThe Sun(英国)300万部、朝鮮日報(韓国)230万部、USA Today(米国)230万部、中央日報(韓国)220万部などである。世界のトップ100紙ということでは、中国が25紙、インドが20紙、日本が16紙とアジアの人口大国が多くを占め、英国と米国は両方7紙である。 米国の主要新聞の発行部数については図録8754コラム参照。 人口1000人当たりであると、日本が526部と一番多く、ノルウェー、フィンランドなど北欧諸国が続いている。 人口1000人当たり日刊新聞購読部数
ジャーナリストの数では、米国が5.5万人と圧倒的に多く、日本2.1万人、ドイツ1.5万人、英国1.2万人と続いている。報告書によれば、データの得られる2006〜07年頃までにはOECD諸国のジャーナリストの数は目立って減ってはいない。しかし、例外としてはオランダと英国があげられ、両国では既に経済危機以前にジャーナリスト人数が大きく減っているという。 購読部数のデータは30カ国、多い順に、日本、米国、ドイツ、英国、韓国、フランス、イタリア、トルコ、メキシコ、カナダ、スペイン、ポーランド、オランダ、スウェーデン、オーストラリア、オーストリア、スイス、ノルウェー、フィンランド、チェコ、ベルギー、ハンガリー、ギリシャ、デンマーク、アイルランド、ニュージーランド、ポルトガル、スロバキア、ルクセンブルク、アイスランドである。ジャーナリスト人数はこのうち18カ国が対象である。 (2010年9月2日収録)
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