インターネットを利用して商品を購入するケースが増えている。ここでは、インターネットショッピングの利用世帯割合の推移、及び最新年の地方別、世帯主の年齢別の状況をグラフにした。

 インターネットショッピングの利用世帯割合は、2002年には5.3%に止まっていたが、その後、増え続け、2021年には52.2%と5割以上の世帯にまで達している。

 2019年から2020年にかけて利用割合が特に上昇しているが、新型コロナの影響で巣ごもり消費が増えた影響がうかがわれる。

 地域別には関東が最も高く、近畿がこれに次いでいる。大都市圏地域を含む地方でインターネットショッピングの利用が先行していることが分かる。

 世帯主の年齢別には、30代では77.9%と8割近い世帯でインターネットショッピングを利用しており、70代、80歳以上ではそれぞれ27.6%、16.6%と少数派であるのと対照的である。若い世代からインターネットショッピングが普及してきていることがうかがえる。

 2015年との比較では、地域別にも年齢別にも全般的に、ネットショッピングの普及が進んでいることがうかがえる。

 オンライン購入者率の国際比較は図録6203参照。

(2016年5月16日収録、データ更新が不可能となった旧6230(用途別インターネット利用率)を廃止し6231として保存、2017年5月31日更新、6月1日コメント補訂、2018年3月20日更新、2019年4月11日更新、2022年6月8日更新)


[ 本図録と関連するコンテンツ ]



関連図録リスト
分野 情報通信技術(IT)
テーマ  
情報提供 図書案内
アマゾン検索

 

(ここからの購入による紹介料がサイト支援につながります。是非ご協力下さい)