2008年の東大合格者数の高校別ランキング(上位42位)を図録として掲げた。1960年から2005年までの推移(上位20位)は図録3860参照。

 東京の開成高校が例年の如く第1位であり、188人と2位の兵庫の灘高校の110人を大きく引き離している。第3位は東京の筑波大付駒場、麻布である。

 以下5位以降を順位順に掲げると、学芸大付(東京)、桜蔭(東京)、海城(東京)、聖光学院(神奈川)、東大寺学園(奈良)、栄光学園(神奈川)、岡崎(愛知)、ラ・サール(鹿児島)、駒場東邦(東京)、渋谷教育学園幕張(千葉)、東海(愛知)、浦和・県立(埼玉)、桐朋(東京)、広島学院(広島)、洛南(京都)、宇都宮(栃木)、浅野(神奈川)、西(東京)、甲陽学院(兵庫)、土浦第一(茨城)、女子学院(東京)、西大和学院(奈良)、久留米大付設(福岡)、旭丘(愛知)、時習館(愛知)、筑波大付(東京)、巣鴨(東京)、愛光(愛媛)、鶴丸(鹿児島)、青雲(長崎)、江戸川学園取手(茨城)、富山中部(富山)、一宮(愛知)、白陵(兵庫)、修猷館(福岡)、広島大付属福山(広島)、千葉・県立(千葉)、智辯学園和歌山(和歌山)、高松(香川)、武蔵(東京)、岡山朝日(岡山)である。



 東大合格者数を卒業生数で除した東大合格者率のランキングを計算してみると、第1位は灘高であり合格率は52.8%(東大合格者114人/卒業生216人)となっている。第2位は開成、第3位は筑波大付駒場であり、3位までは45%を上回っている。

 これ以降、30%台はゼロ、20%台が5校、10%台が16校となっている。

 東大合格率の高い高校では、在学生の半分前後が現役か浪人で東大にはいることになるわけであり、東大に行って当たり前のような気分があるのではと想像される。

 かつて東京の私立高御三家として開成、麻布、武蔵があげられたが、各校の東大合格者率は、それぞれ、47.0%、25.2%、10.1%となっており、かなりの差が生じている。

(2008年3月25日収録、4月8日更新、4月12日コメント修正)


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