食品からの塩分摂取量については、いろいろな測り方がある。

 図録2171では、どんな食品群から実際のところ塩分を摂取しているかを示した。

 図録2172では、個別の食品について、食べた人がその食品からどのぐらいの塩分を摂取しているかのランキングを掲げた。

 ここでは、単純に、個別の食品について、100g当たりの塩分量のランキングを掲げることとする。

 そのまま食べる独立した食品としては、「梅干」が塩分量22.1%と最も塩辛く、「あみ塩辛」、「すきみだら」がこれに続いている。

 以下、食品名を塩辛い順に列挙すると、塩昆布、めふん(さけ腎臓塩辛)、寺納豆、ザーサイ漬物、うるか(鮎の塩辛)、酒盗(かつお塩辛)、粒うに、いか塩辛、さきいか、しらす干し(半乾燥品)、高菜漬け、生ハム(長期熟成)、からしめんたいこ、たらこ(焼き)、福神漬、すじこ、たくあん漬け(塩押し)、くさや、しらす干し(微乾燥品)、パルメザンチーズ、からすみ、めざし(焼き)、ボンレスハム、かまぼこ(蒸し)、イクラ、白菜漬け、キムチ、まあじ開き干し(焼き)、バター、塩ざけの順となる。

 醤油をそのまま飲むことがないように、調味料や希釈食品は、そのまま、食しはしないので上記の食品とは単純に比較は出来ない。こうした分野の食品として最も塩辛いのは「昆布茶」であり、塩分量48.3%である。

 これに次ぐ食品を塩分量の順番に掲げると、固形コンソメ、醤油(うすくちしょうゆ)、醤油(こいくちしょうゆ)、赤色辛みそ、カレールウ、甘みそ、中濃ソース、ケチャップ、マヨネーズ(卵黄型)となる。

(2018年8月25日収録)


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